磁気閉じ込めプラズマの内部補間解析
Submitted by 前山 on Fri, 2009/12/25 - 7:37pm
概要
磁気閉じ込め核融合炉では、外部制御コイルの磁界によりプラズマを磁気流体(MHD)的な平衡状態に保つ。この平衡状態における磁界分布解析は、プラズマの安定性解析、エネルギー輸送解析などを行う上で不可欠である。
トカマクや逆転磁解ピンチといった軸対称プラズマの平衡磁界配位は、Grad-Shafranov方程式によって記述される。この方程式を用いてプラズマ表面で計測された磁界データなどを利用してプラズマの内部領域も含めた磁界、磁束、圧力などの分布を求める。
本研究室では、このGrad-Shafranov方程式を用いた磁気面内部補間解析プログラムを開発し、その改良について研究している。
磁気面内部補間解析プログラム
上で述べたように、磁気面内部補間解析プログラムでは、Grad-Shafranov方程式を計算している。