CUPSの設定:プリンターの設定

インストール予定のプリンター


LBP1310(LipsIV)

  1. Canonからプリンターにあったファイルをgetする。LBP1310(LipsIV)の場合は
    • cndrvcups-common-1.80-1.i386.rpm
    • cndrvcups-lips4-1.80-1.i386.rpm
    • guide-lips4-1.8x.tar.gz :これはマニュアル
  2. 動作環境の確認:利用するのに必要はソフトであるか、確認
    • CUPS version 1.1.17  <-- cups-1.3.11-i386-P1  OK!
    • 共通API(Glue Code)対応Ghostscript <-- gs -h |grep opvp OK!
  3. ドライバのインストール
    1. rpm と tgz に変換
      • rpm2tgz  cndrvcups-common-1.80-1.i386.rpm
      • rpm2tgz  cndrvcups-lips4-1.80-1.i386.rpm
    2. インストール
      • su
      • installpkg cndrvcups-lips4-1.80-1.i386.tgz
      • rm /var/adm/packages/cndrvcups
      • installpkg cndrvcups-lips4-1.80-1.i386.tgz
    3. 上の3番目で、cndrvcupsを消去しているのは、2つのパッケージが同じ名前で/var/adm/packages/に保存され、2番目がインストールできないため。
  4. CUPSを再起動
    • /etc/rc.d/init.d/cups  restart
  5. プリントスプーラにプリンタ(PPD)の登録ための確認
    • パラレルポート /dev/lp0 が存在するか、確認
    • parport(既に組み込み済み)を経由してlp0 を認識させるので、
      • modprobe lp (/etc/rc.d/rc.module の該当部分のコメントを外す)
  6. ここからは、ブラウザを利用して設定
    1. http://localhost:631 でアクセス
    2. ボタン「プリンタの追加」
    3. 「新しいプリンタの追加」の画面で
      • 名前 PRN_A  (仮の名前としてPRN_Aとする)
      • 場所
      • 説明
    4. を適宜入力し、「続ける」をクリック
    5. 「PRN_Aのデバイス」 の画面で、「デバイス」としてここでは、パラレルポートを利用するので
      • LPT#1(Unknown)
    6. を選び「続ける」をクリック
    7. 「PRN_A のモデル/ドライバ」の画面で下側にある「PPDファイルをしてしてください」とある行のボタン「参照」を押して
      • /usr/share/cups/model/CNCUPSLBP1310LJ.ppd
    8. を指定し、ボタン「プリンタの追加」をクリック
    9. 問題なければ、プリンタが追加される。上側にあるタプ「プリンタ」をクリックするとインストールされているプリンタの一覧が表示される。
  7. 設定の確認として上の9. の画面でボタン「テストページの印刷」をクリックして印刷されるか確認する。

プリンタの設定の変更

cndrvcups-common に含まれる /usr/local/bin/cngplp により、給紙、片面/両面印刷 など設定できる。なお、ブラウザ や openoffice の印刷画面では、cngplpを利用せずとも設定を変更して印刷できる。コマンドライン(例えば lpr, gv など)から印刷するときはcngplpで設定が変更できる。